エッセイと小説を混ぜたような文章を読んでいる。おもしろいとたしかに感じながらも、他者について描写するときの断定的な手つきにうんざりさせられ、すこし読むたびに疲れる。ページをめくるごとにこちらの構えも意地悪になっていってしまって、章が終わる…
起きてカレーを食べる。鍋に近寄ると明確にきのうとは違う匂いがした。きのうのカレーもきのうのカレーで苛烈なうまさだった、「家庭でこんなカレーができてしまうなんて」と恋人が若干からだを震わせながら告げてきたくらいに。きのうもオイスターソースだ…
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